無楽斎の極小右記

日々の雑感や読んだ本のこと、また西荻窪 をメインとした杉並区とその周辺の街歩き情報を中心にアップします。

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いつ破綻するのか秒読み段階であったノアが事業譲渡するとのニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000013-tospoweb-fight

今回の買収騒動、プロレス評論家・ターザン山本氏の知人である
興和サイン株式会社

http://www.couwasign.jp/avantgradesign/kotodama-kanban/

の社長高橋芳文氏が、セミナーを共同で主催するなど面識のあった
グース株式会社の経営者南雲亮氏を

https://web.archive.org/web/20071014003830/http://www.goos.co.jp/gblog01/

ノア側に紹介したことから始まったものと思われる。

買収したのはエストビー株式会社では?と思われそうだけど、事業の実態はグース株式会社にあるのであり、エストビー名義にしているのは、事業が立ち行かなくなった場合に本業に影響があるといけないからであろう。

全日本プロレスにリック・フレアーが来日するも、ドクターストップとやらで試合しなかったようだ。

エコノミークラス症候群だと主張しているようだが(リック・フレアーにエコノミーチケットを手配していたのかな?金がないとは言え、それはそれで酷い)何故か試合当日直前になって発症したようだ(笑)。

元々試合はしないという契約だったのだろう。ブッチャーの件という「前科」もあるし。

そう言えば、宝島の出版物によれば、この全日本プロレス、計画倒産する予定があるという。確かに去年末頃には、帝国データバンクで株式会社全日本プロレスリングシステムズという企業が埼玉県草加市の住所で検索出来ていたのを、たまたま知っていたので驚きはない。

結局のところ、旧来の全日本プロレスを破綻させて、今までの債務をすべて切り捨てるつもりなのだろうが、こういう手法、最近では法律関係の雑誌でも詐欺的手法ではないかと取り上げられ始めているので、果たして成功するかどうか、成功したとしてもその後訴訟沙汰にならないかどうか、要注目である。

いやぁ、世の中には、安倍晋三が小さな政府を志向していると思っている人がいるようだ。恐ろしいことである。ハイエクやフリードマンの本すら読んだことのない人間(恐らく珍右翼)が、小さな政府の意味することが理解できず、印象だけで主張しているのであろう。多額の債務を抱えている政府の現状を無視して、さらに公共投資をすると宣言した安倍のどこが小さな政府志向なのか意味不明。しかもこいつ(こういう愚かな政治家はこいつ呼ばわりすることにする)日銀に対し、インフレ目標の達成のため無制限に緩和をするよう要求するのだそうだ。
これ以上は馬鹿馬鹿しいのでここでは論じない。
安倍のような阿呆が原因で日本が危機に陥る可能性があるのだ。

さて、まともな職業に就いていない人の多い珍右翼(馬鹿にするのもいい加減しつこいですね(笑))はご存知ないだろうが、金融機関に勤める債券のディーラーは、日本国債の値動きに神経質になっている。銀行などの機関投資家は保有する日本国債のデュレーションを出来るだけ短くするようポジションを調整しているが、それでも国債価額の暴落には常に怯えているのだ。今のこの状況、先進各国は金融緩和していて現金がじゃぶじゃぶ余っている状態で、ヘッジファンドなどが儲かる対象を探しているこの状況で、国債をいわば際限なく発行しようという安倍の馬鹿発言。今は誰も知らんふりしているけど、みんな狂喜しているだろう。次期首相となるであろう人物が、頼みもしないのに手の内を晒してくれたわけだからね。
それだけならまだいい。もし仮に、中国が日本に対して本当に悪意を持って対応しようとするなら、日本国債を空売りしてくるだろう。当然欧米のヘッジファンドもそのポジションに乗ってくるだろうから、日本政府の財政破綻はあっという間…だろう。
もちろん、国債の空売りは全くの合法行為であり、人の血を何一つ流すことなく、中国は日本政府を破綻に追い込む可能性があるのである。
日本政府の財政破綻は、中国にとってもダメージがあることなので、実際にはまず実行しないだろう(と切に願いたい)けれども、珍右翼の頭の悪さを放置していると、日本国民は計り知れない悪影響を被る可能性があるのだ。

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