無楽斎の極小右記

日々の雑感や読んだ本のこと、また西荻窪 をメインとした杉並区とその周辺の街歩き情報を中心にアップします。

タグ:櫻井よしこ

いやぁ、今週発売の週刊文春の記事も相変わらずですなぁ。

例によって櫻井よしことか、馬鹿の一つ覚えかよ!って突っ込める。
櫻井よしこの駄文は毎度いつも同じことの繰り返しなんだよね。中身を読まずとも内容が想像できる(失笑)。


それはともかく、明日以降、具体的に記事(櫻井の駄文にではない)に突っ込みます。(今日は疲れていて眠い(笑)のだ。)
単なる見解の相違ではない。あくまでも、嘘記事なのだ。

    渡部昇一センセと言えば、日本の珍右翼界の本物の巨頭であり、せと弘幸センセとは比べものにならないほどの影響力を持ったセンセである。
その渡部センセが霊感商法で名高い統一教会系の世界日報に寄稿した文章がこちら。

http://www.worldtimes.co.jp/office/message.html#watabe

日本のクオリティ・ペーパーであれ          
/ 渡部 昇一氏
 『世界日報』はこの四分の一世紀の間、日本のクオリティ・ペーパーであった。そしてこれからもそうであってもらいたい。
 私はいつも『世界日報』をアメリカの『クリスチャン・サイエンス・モニター』とくらべて考えることにしている。
 独特の立場に立つ新聞でありながら、主張や記事の公正さに対しては世界的評価を得ている。日本にもそのような新聞が存在していることを心から喜びたいと思う。(上智大学教授)


    文中にある「クリスチャン・サイエンス・モニター」は、櫻井よしこ嬢の出身媒体である。珍右翼業界ってのは、カルトに親和性があるんですね。

  問題が解決して欲しくない人々

    社会問題について、「問題が解決して欲しくない人々」がいる。
どういう人たちかと言えば、一つは政治家であり、もう一つは評論家であると言えるだろう。
    政治家は別に問題が解決しなくても痛くも痒くもないし、仮想敵を批判していれば自分の得票になるのだから、問題が解決してしまったら、逆に困る事になる。
    評論家もそうですね。別に問題が解決しなくても痛くも痒くもないのは政治家と同じ。その社会問題がある限り自分の飯の種になるんだから、まさにオイシイ社会問題だよね。

    さて、私が言いたいこの社会問題とは、例えば北朝鮮による拉致事件であるとか、北方領土問題の事なんですね。
ここで例えば、両問題とも日本の立場が100%正しいという人がいるかもしれない。まぁそうでしょう。
    しかし、あらゆる交渉ごとでは、片側の言い分が100%正しいとしても、もう一方の主張を少しは入れなければ、成立しない事なんて当たり前のことで、会社勤めのある人で、取引先と交渉事等をした事があればその程度の事はわかるはずである。分かりやすい例でも挙げないと分からないって?
良い例は人質事件ですね。
犯人側が100%悪いのは明らかだけど、事件を解決する為には、身代金や、逃亡手段を用意するのである。    
    つまり、相手の言い分を汲み取るような交渉を良しとせず、自らの意見の正当性のみ強硬に主張する、例えば櫻井よしこや勝谷誠彦などは、こういう社会問題を本当に解決しようなどとは考えていないはずである。

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