戦後日本はある意味最も成功した社会主義国家であると、揶揄して言われているのはよく知られているところだ。
日本が発展途上にある、ある時期までは社会主義的な政策もうまく行っていたのだけれど、この20年はさすがに矛盾ばかりが露呈している。
そうであるにもかかわらず、保守主義を自称する安倍政権は再びばら撒き政策を次々と施行しようとしている
保守主義を称しているにもかかわらず、平気で国家社会主義的な政策を主張するのは、基本的に欧米ではあり得ないことだけど、さすが知的水準の低い政治家としてはふさわしいと失笑するほかない。
確かに彼が尊敬しているという祖父・岸信介も国家社会主義者だったわけで、それはそれで筋が通っていると言っていいかもしれぬ。国民にとっては迷惑この上ないが。

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経済の話

今朝駅へと向かったら、普段行列が出来ないはずの店の前に長い行列が…。
今日はなみすけ商品券の発売日なのだそうだ。
この商品券、一部には区の税金が注ぎ込まれている。誰が得するのかといえば、当然購入者と、ただでさえ税制面で優遇されている商店街の経営者。高額所得者は朝早くから行列になど並ばないから、言ってみればこれも所得の再分配政策の一環なんだろう、金持ちから貧乏人への。いわば、社会主義的な政策。杉並区の商店街は石原伸晃を支持しているはずなんだけど、いいのか、社会主義政策。まぁ、自民党なんて、社会主義政党かと見紛うような愚策を今まで繰り返してきたから、支持者にとっても今更どうだっていいのだろう。

商品券と言えば、かつて地域振興券なるものをばら撒くという世紀の愚策もありましたなぁ。先進国の経済政策では史上最低だと世界中から馬鹿にされた（もちろんただばら撒いただけで、景気を浮揚させる効果は全くなかった）んだけど、これを主張したのが、公明党。公明党の支持者、というよりも、創価学会員対策なんですな。

愚かな政策でばら撒かれた税金を少しでも回収するために、
ぜひとも宗教法人へも通常の法人税と同率の法人税を課税していただきたいものだ。


そうそう、最後に池田信夫氏のブログへのリンクを貼っておこう。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51824496.html

まさに仰るとおり。
日本発、安倍晋三発の恐慌さえあり得るだろう。
まだ野田総理の考えの方がマトモである。

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ナンセンスなばら撒きはいつまで続くのか。
    整備新幹線の着工が認可された。
日本の総人口が減少する中、またど田舎に無駄な公共建造物が建造されるのである。地元の土建業者や政治家は一時的に潤うのだろう。
繰り返すが、人口が減っていく中（ということは、将来の需要も減るということですね）、沿線では、

①並行する在来線が第三セクターに移管され、乗車料金が値上がりする。よって、在来線利用者が減少する。

②優秀な人材は都会に流出する。

③全国チェーン店が地方に進出する一方、地元資本企業が廃業に追い込まれる。（特にホテル等に顕著。）

④途中の駅で下車する観光客が減少する。

⑤治安は悪化する。

という現象が発生するだろう。過去の例を見ても明らかだ。
もはや後で文句を言っても手遅れ、ご愁傷様です。

それはともかく、今後も馬鹿げた公共事業を続けるのなら、消費税法案の税率、40％以上にしておかないと間に合わないぞ。

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