「いつかはゆかし」のアブラハム・プライベートバンク(以下、ア社)の記事が出てますね。
有料サイトである日経新聞の記事を除いてまとまったものとしては、これ。
http://blogos.com/article/71058/
ア社は投資助言会社なので、本来であれば、助言した投資者からの手数料を収入源としていることになるんだけど、もし顧客に対して奨めた投資先企業から手数料をとっていたとなると、第二種金融商品取引業になるんですね。で、これについては無登録。事実なら、知らずに無登録でやっていたのか、故意に隠していたのかということになるが、ちょっとした投資詐欺師ですらわかっているこの仕組みをプロであるはずのア社が知らなかったとは考えにくい。(ア社には信じられないほどの馬鹿しかいなかったということも考えられるが、経営陣が抵抗しているようだから、故意でしょうね。)
一番の問題は、もしア社が投資助言会社だったなら、投資者は、投資先としてそれなりの数の選択肢から選ばれた企業を投資先として助言されることになるでしょうね。しかし、ア社自身が手数料を受け取れる企業だけをア社が薦めていたとすれば、投資者にほとんど選択の余地はなかったでしょうね。それなら、普通に手数料の安い国内の投資信託やETFに投資した方がマシですからね。(まぁ、ア社のネーミングに“富裕層”的なイメージを妄想して、そこに価値を見出す人もいるでしょうけど。)
実際のところ、詳しいスキームはよく分からないし、実際に処分されるかどうかもまだ分からない。
ただ、NHKの記事では、「アブラハム・プライベートバンクの代表者は、取材に対して「ファンド側からは関連会社が広告手数料を受け取っているが、当社とは関係ありません。勧誘とみなされる行為は行っていません」と話しています。」とのことだけど、そんな屁理屈はまぁ通用しないっていうか、情けない。
有料サイトである日経新聞の記事を除いてまとまったものとしては、これ。
http://blogos.com/article/71058/
ア社は投資助言会社なので、本来であれば、助言した投資者からの手数料を収入源としていることになるんだけど、もし顧客に対して奨めた投資先企業から手数料をとっていたとなると、第二種金融商品取引業になるんですね。で、これについては無登録。事実なら、知らずに無登録でやっていたのか、故意に隠していたのかということになるが、ちょっとした投資詐欺師ですらわかっているこの仕組みをプロであるはずのア社が知らなかったとは考えにくい。(ア社には信じられないほどの馬鹿しかいなかったということも考えられるが、経営陣が抵抗しているようだから、故意でしょうね。)
一番の問題は、もしア社が投資助言会社だったなら、投資者は、投資先としてそれなりの数の選択肢から選ばれた企業を投資先として助言されることになるでしょうね。しかし、ア社自身が手数料を受け取れる企業だけをア社が薦めていたとすれば、投資者にほとんど選択の余地はなかったでしょうね。それなら、普通に手数料の安い国内の投資信託やETFに投資した方がマシですからね。(まぁ、ア社のネーミングに“富裕層”的なイメージを妄想して、そこに価値を見出す人もいるでしょうけど。)
実際のところ、詳しいスキームはよく分からないし、実際に処分されるかどうかもまだ分からない。
ただ、NHKの記事では、「アブラハム・プライベートバンクの代表者は、取材に対して「ファンド側からは関連会社が広告手数料を受け取っているが、当社とは関係ありません。勧誘とみなされる行為は行っていません」と話しています。」とのことだけど、そんな屁理屈はまぁ通用しないっていうか、情けない。